宇都宮vs浜松「餃子戦争」は意外な形でノーサイドに? (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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宇都宮vs浜松「餃子戦争」は意外な形でノーサイドに?

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栃木県を代表するご当地グルメ「宇都宮餃子」。休日には餃子を求めて県外からもたくさんの人が訪れ行列をつくるほどの盛況ぶり。毎年11月の第1土曜日・日曜日に行われる宇都宮餃子祭りは、餃子好きなら死ぬまでに一度は行きたいイベントだ(写真:楽天株式会社)

栃木県を代表するご当地グルメ「宇都宮餃子」。休日には餃子を求めて県外からもたくさんの人が訪れ行列をつくるほどの盛況ぶり。毎年11月の第1土曜日・日曜日に行われる宇都宮餃子祭りは、餃子好きなら死ぬまでに一度は行きたいイベントだ(写真:楽天株式会社)

「浜松餃子」の特徴は、フライパンに餃子を円形に並べて焼き上げ、中央にゆでもやしを添えること。あんは、肉よりもキャベツの割合が多く、あっさりとした味わいだ(写真:楽天株式会社)

「浜松餃子」の特徴は、フライパンに餃子を円形に並べて焼き上げ、中央にゆでもやしを添えること。あんは、肉よりもキャベツの割合が多く、あっさりとした味わいだ(写真:楽天株式会社)

その成果なのか、「餃子の街」または「ギョーザの街」で検索すると、上位のほとんどを宇都宮が占めているほどだ。今や「餃子の街といえば?」と聞かれたら、「宇都宮」と答える人が大半だろう。

 そんな宇都宮に戦いを挑んだ浜松だったが、05年に浜松餃子学会を発足し、2007年から「餃子の街」として売り出しスタートと、宇都宮に後れを取っていることは否めない。ゆえに「餃子の街」として定着するためには、餃子消費量日本一の座を明け渡すわけにはいかない。浜松餃子学会は、来年1月に発表される家計調査でも、1位を目指すとやる気をみせている。

 ところが、ライバル宇都宮は、佐藤栄一市長が「順位にかかわらず、引き続き関係団体や市民と一体となって『餃子のまち うつのみや』を盛り上げていきたい」とコメントしており、順位にこだわる餃子戦争から一歩引いた姿勢を見せている。このまま餃子戦争はノーサイドとなるのだろうか。

 こうした都市間の争いは、他の食品ではみられない現象で、宇都宮市の宣言を残念に思う人も多いという。浜松餃子学会も、「両市を元気にし、他の餃子ご当地を元気にし、日本を元気にする重要かつ楽しいバトルなのです」と、両市にとって活性化のいいキャンペーンだとする向きもある。

 餃子戦争によって「餃子の街」の知名度は確実に高まったはずだ。このまま本当に終わらせて良いのか、来年に向けて、両市の動きから目が離せなくなりそうだ。


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