■猫の名前は「ほしいもちゃん」!?

吉:別の家で暮らしている、上の娘がいるんですけど、来年成人式ですからね。

伊:成人の記念写真を見せてもらったけど、綺麗だったね。で、近所にいた野良が子猫を6匹産んで、お父さんち飼わない?って言われてたんでしょ。

吉:だから帰って一旦相談して。猫を飼う飼わないは、やっぱりタイミングじゃないですか。(伊藤さんが飼っていた)クロとニャコが死んでから、機会はあったんだよね。西原さんとか、それこそ里親募集をやっていたりするし。だから子どもが拾ってきたら飼おうって言ってたんだよね。

伊:でもなかなかなくてね。で、2匹もらうことになって。

吉:お姉ちゃんの家から来たんだよってなれば、嬉しいだろうってことになってね。見にいって、娘はその日に猫と一緒に帰れるものだと思ってたから、ちょっとまだ動物病院で預かるってことになったら、久しぶりに駄々をこねるっていうね。明日、病院に行って引き取ってくるんですけれども、名前どうしようかってね。

伊:なんか、5歳児がまた変な名前考えてるんだよね。

吉:変な話、この対談と受賞の挨拶もさすがに緊張してたんですけど、猫のこと考えるとそれが和らぐんだよね(笑)。子猫飼うのは初めてなんですよね。

伊:そうだね。ニャコとクロはちょっと大きくなってから来たから、子猫は初めてかなあ。吉田さん、今まではつき合ってたアンド結婚した女が連れてきた連れ猫ばかりで、俺は子猫を知らないんだって言ってたよね。

吉:厳密に言えば、東京で一人暮らしを始めた頃、実家に帰ったらいきなり子猫がいてちょっと遊んだことはあったね。名前をさらっとつけたいんですよ。なんも考えてないような、タマだのミケだのつけたいんだけど。子どもにまかすと、ミャーコちゃんとかになっちゃって、それも嫌だな。

伊:ほしいも、とか言ってたね。ほしいもちゃん。

吉:ほしちゃん。おお、いいなあ。ほしだったら、(『巨人の星』の)伴がいいんじゃないか。花形の「花」はどうだ。明子もいいな。

伊:ネタになるとか言ってるけど、恥ずかしいから次の日はやっぱり取り消すんでしょ。ウケると思ってる心が出てるって。

吉:そう、ここでしゃべっちゃったから、それは付けられないなあ。

次のページ