(2)最初の1杯は低糖質のものを選ぶ


最初からビールや日本酒、果実酒、カクテルなど糖質の多いものを選んでしまうと、血糖値の急上昇につながり、体に脂肪がつきやすくなってしまいます。最初の1杯は低糖質のビールやハイボール、焼酎を割ったものなどにすると良いですね。

(3)野菜や海藻類を先に食べる
食事と同じでおつまみもベジタブルファーストが基本です。コンビニのカット野菜やサラダ以外にも、おでんの大根やロールキャベツ、野菜炒め、メンマ、茎わかめなどもおすすめです。

(4)揚げ物、味の濃いものは1品まで
揚げ物や濃い味つけのおつまみは、お酒が進みやすくなりますよね。飲み過ぎを防ぐためにも1品までにしましょう。揚げ物よりも焼き物、複雑な味付けよりもシンプルな塩味を選ぶと脂質や糖質を抑えやすくなります。

(5)お水も一緒に飲む
お酒の強い人は、チェイサーは必要ないと思っていませんか?実はそんなことはありません。アルコールには利尿作用があるため、知らず知らずのうちに体の水分が出て行ってしまいます。水分不足は代謝が悪くなる原因にもなるので、どんな人もお水やノンカフェインのお茶を一緒に飲むようにしましょう。飲み過ぎや二日酔い予防にもつながりますよ。

 飲み会続きでなかなかダイエットできなかった…という皆さんにとって、コロナ禍で会食が減っている今はダイエットのチャンスとも言えます。コンビニには誘惑エリアもありますが、目的を絞って利用すればダイエットの味方になってくれます。

 うまく活用して、太らない飲み方を習慣にしていきましょう。(管理栄養士 岡田明子)