「山岸と西尾は同じ事務所でしたが、後任は日テレの久野静香アナになった。実は西尾は日テレ内で嫌われ者なんです」

 とは日テレ関係者。衝撃の事実が明かされる。

「彼女は日テレ時代、権力を持った上司やスポンサーの飲み会には積極的に参加して看板アナの地位を築き上げた。その一方で、後輩のアナウンサーや制作スタッフが質問すると『自分で考えなさい』ととりつく島もなかった。そういった態度により『西尾さんはエライ人ばかり媚を売って』と評判が悪くなっていった」

 そして、いま現在、日テレでプロデューサーやディレクターに昇進し地位を得ているのは、かつて西尾サンが相手にしなかった同僚たちなのだという。彼らは、フリーのアナを使うなら若手を起用すると言っているのだそうだ。西尾サンはまだ三八歳なのだけど。

「西尾サイドは『深夜のバラエティ番組でもいい』と譲歩して食い下がったが、『西尾さんは夜の顔になれない』と相手にされなかった」

 フリーアナの艱難が見て取れるエピソードだ。因果応報とはいえ。

 どーでもいいことを言えば、西尾サンは二〇一三年に『FLASH』が『テレビ局員132人に聞いた「好きな女子アナ」』(五月一四日・二一日合併号)でも、「嫌いなアナ」部門で二位の田中みな実をダブルスコアで引き離しダントツの一位に輝いているのだ。

「打ち合わせでプロデューサーに『それっていま話さないといけないですか?』とか平気で言う」(制作・三〇代)
「若手スタッフに『はいはいはい』と怒ったように返事していた」(制作・三〇代)
「イベントで隣りに座ったが、挨拶ひとつしない。主催者の偉い人にだけしていた」(制作・四〇代)
「いくら人気アナでもテレビ人失格」(報道・三〇代)

 だそうだ。見てますね、皆さん。

 石田純一は番組をキャンセルされたCMも一本飛んだと嘘をつきながらも、「世の中のためになることをやりたいと思っている」と嘯いた。だから、デモに行くなとスポンサー筋に言われても「それは受けられない」と突っぱねたと大嘘をついた。どこまで恥知らずなのだ。

 片や、看板アナの名声も性格の悪さが災いしたか、気づけば数字が取れずレギュラー番組を失い、恥も外聞も捨て西尾由佳理アナは古巣に頭を下げた。が、彼女の本質を知るかつての同僚たちは、彼女に仕事をまわすことをしなかった。仕事がなくなった理由を「自分で考えなさい」と言われたかどうかは定かではないが、イソップ寓話みたいで滑稽だ。
 傲慢は喜劇を呼び、短慮軽率嘘軽薄は悲劇を呼ぶということか。
 でも、憎まれっ子、世にはばかるという諺もある。彼らはどっちだろう。

(文中敬称略)
参考記事:週刊新潮10月15日号
週刊文春10月15日号
J-CASTニュース10月9日付他