「夏は麺類」はニオイの原因? 30~40代の体臭を抑える食事術 (2/2) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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「夏は麺類」はニオイの原因? 30~40代の体臭を抑える食事術

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笠井奈津子(栄養士、食事カウンセラー)ダイヤモンド・オンライン#食
あなたが涼んでいる間にも、周りにはおそろしい臭いが広がっているかも!? 女性社員に嫌われない臭い対策!

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「夏バテで、いつもよりも食事量が少ない。のど越しの良い麺類が多くなる」
「暑い日にはアイスを食べることが多い」
「夏場は清涼飲料水を飲むことが多い」
「お酒を飲む機会も多いし、ほどほどに、ができない」

 冒頭でもご紹介したように、上記の項目にあてはまる方はもちろん、「ちゃんと食べているはずなのになんかスタミナ不足なんだよなー…」という感覚がある人は、カロリーがあるものを食べていても、ビタミンB群をはじめとした様々な栄養素を十分に摂ることができていないせいかもしれません。

 たとえば、朝はおにぎりやサンドイッチですませ、昼はサッと食べられるのど越しの良い麺類、といった食生活をしていたとします。これでは、糖質は足りていても、それをエネルギーに変えるのに必要なビタミンB1などが不足してしまいますし、摂っている食材が偏れば、摂っている栄養素も偏ってしまうのが当然です。しかも、ビタミンB群は汗や尿と共に失われてしまうので、夏場はより意識してほしい栄養素なのです。ビタミンB1を豊富に含む豚肉は、意識さえすれば、非常に摂りやすい食品と言えます。

 また、ビタミンB2はレバー(豚・牛・鶏)やうなぎなどに特に多く含まれます。基本的には、幅広い食品に含まれていて、身近なところでは卵、納豆、きのこ類、特にまいたけに多く見られます。ビタミンB2は水溶性ですが、比較的溶けにくく、熱にも強いので、麺類をゆでるときに一緒に調理してしまうのが良いでしょう。

●夏の時期こそ汁物を! すっぱい食べ物で乳酸を分解

 また、押さえておきたいもうひとつのポイントは、血行をよくすること。血の流れが悪くなることにより血中の酸素濃度が下がり、乳酸が発生しやすくなってしまうからです。エアコンによって「寒く」もなる季節だからこそ、体を温めることにも意識を向けたいものです。乳酸が過剰分泌されて体内に蓄積されていくと、血液循環が悪くなって肩こりや頭痛、冷えなどを引き起こしてしまうので、悪循環になってしまいます。

「汁物はほとんど摂っていない」
「忙しくなると食事はすぐに後回し。時間が不規則になりがち」

 という方は、無意識のうちに体を冷やす食生活をしていたり、自律神経の乱れから体を冷やす習慣を作ってしまっています。体を温めることと同時に、たまってしまった乳酸を分解することにも目を向けてみましょう。

 乳酸を分解する働きを持つものといえば、よく知られているのがクエン酸ですよね。酸っぱい物に含まれることが多く、日常的に摂りやすいものであげるのならばトマト、ご飯のお供にしやすい梅干し、果物を摂る習慣があればグレープフルーツのようなかんきつ類を選ぶ、料理をするのであれば酢を多用する、などが考えられます。

 スタミナがつきそうなものを食べつつも、さっぱりとした酸味のあるものを添えるのを夏の習慣にしましょう。クエン酸には、代謝を上げてエネルギー生産を促進する働きも期待できるので、ダイエットの面でも一石二鳥です。

●疲労回復、夏バテ防止の食事が夏の臭い対策になっていた!

 ここまで読んで、もうお気づきの方もいらっしゃると思います。乳酸をため込まないための食べ方は、疲労回復のための食べ方、夏バテ防止のための食べ方と重なる部分があるのです。臭いを撃退するのと同時に他のトラブルも回避できたらとってもいいですよね。

 今の時期は、生活習慣においても「暑かったり寒かったり(エアコン効かせ過ぎ)でよく眠れない」というような睡眠トラブルも起きやすいですし、暑いから体を動かすのも億劫だ、と運動不足になりがちであったり、いろんなところに血行不良の引き金が潜んでいます。できるところから着手して、真夏もかっこよくスーツを着こなしてくださいね!


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