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コラム・小説

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白石一文
プラスチックの祈り

  • 第48回


    ただ、遺骨が一体いつの段階でプラスチック化したのか? 最初からそうだったのか? どこかの時点でそうなったのか? いま初めて気づいたのか? それともまた忘れていたのか? 忘れたのであれば、それは一体いつのことなのか?──といった疑問はやはり胸に湧き起こってくる。 ルミンが息を引き取ったあと、村正さんと...

中田英寿
[つなぐ]

  • 中田英寿 つなぐ 日本最北端の地・宗谷岬


     視界5メートルもないような猛吹雪。6年半におよぶ旅のエンディングでも、その土地“らしさ”に遭遇するあたりは、さすがというべきだろう。「もう無理! 早く写真撮ろう」 2015年12月1日。「日本最北端の地」宗谷岬の碑の前に立った中田英寿の叫びも吹雪が消し飛ばす。●旅はサッカーと同じ 09年の春に「日...

堺屋太一の戦後ニッポン70年

  • 第30回 戦後官僚主導体制は何を作ったのか


    1.戦前は官軍専政、戦後は官僚主導 第2次世界大戦前の日本は、天皇制に名を借りた官僚・軍人専制だった。それが戦後は民主主義の名を冠した官僚主導制になった。 戦争前の体制は、高等文官試験に合格した官僚と陸海軍大学校を卒業した軍人の専政だった。特に昭和に入る頃からは議会や天皇側近による制御も効かなくなる...

犬ばか猫ばかペットばか

  • 第1215回 せわしない2代目 犬種の特性か


     去年の暮れに撮ったこの写真、ふたりが、「チャボさん、来年の干支(えと)はあなたね。犬の私はその次。チャボさんが11歳で私は10歳だけど、まだ現役よね、私たち。 お兄ちゃんは春に大学へ行っちゃうし、お父さんはあと少しで定年だって。おばあちゃんたちも80歳近いらしい。元気だけどね。 もうすぐお餅つきだ...

小泉今日子になる方法

  • 最終回 小泉今日子に学ぶ4か条


     小泉今日子の「変わっていく力」の秘密はどこにあるのか。それを探って来たこの連載も、今回が最終回となります。まだまだ、彼女の魅力を汲みつくしたとはいえませんが、私の力のおよぶかぎりの報告はできたように感じています。 小泉今日子の生きかたをそっくりまねることは、当人以外の誰にも不可能。とはいえ、彼女が...

ごきげんに生きよう

  • 第54回 吉本興業と横山やすしさんに学んだこと


     新年を迎えたと思ったら、はやもう3月。 月日がたつのは早い。 この連載を始めたのは昨年の2月で、もう1年以上が経つ。残念なことに、今回が最終回。 最終回、古巣の吉本興業と横山やすしさんのことについて書きたい。 早いもので、横山やすしさんが亡くなって今年でちょうど20年になる。 1984年の春、わた...

ぼくが始めた日本百貨店

  • 第42回 ハンカチは要りません


     先日香港のお客さまとお話していた時。「なんでこんなにいっぱいハンカチばっかり。香港の人はハンカチ使わないよ!」というお話をいただきました。ちょっとしたことだけど、同じような容姿の国の方が、違う文化を持っているということは、すごく刺激的、すごく楽しいことです。 売上の傾向も違っています。海外の方に南...

地球の旅人 東苑泰子の東遊西撮記

  • 第9回 フィンランド 数えきれない湖と終わりのない森と時を越えた教会と


     昨夏、ロシアやバルト三国を周遊中にフィンランドを訪れた。19年前、ロシアのサンクトペテルブルクへ行く途中、首都のヘルシンキに立ち寄ったことがあった。当時、まだ日本には紹介されていなかった北欧デザインで、建物だけでなくベンチやカートに至るまですっきりと統一された空港や駅のモダンさに感銘を受けた。そし...

地球の旅人 東苑泰子の東遊西撮記 ユーラシア横断編

  • 第2回 中国の人海を泳ぐ


     7月1日に中国山東省の青島に上陸し、そこから列車に乗って、西へ西へと旅してきた。済南、泰山、開封、鄭州、安陽、洛陽、太原、平遥、延安、西安、蘭州、西寧、同仁、玉樹。左の地図をご覧いただきたい。この1カ月間、主な都市を回りながら、広い中国を駆け抜けてきたことがお分かりいただけるだろう。 中国は90年...

親子で読みたい本


小熊一実
[オススメ・ライヴ情報&トピックス]

  • 第113回 もっともたくさん聴いたレコード『天の守護神』サンタナ


     生まれてから、60年。その60年の人生の中で、もっともたくさん聴いたレコードってなんだろう?と考えてみた。 ビートルズの『ラバーソウル』『アビーロード』、ニール・ヤングの『ハーベスト』、ローリング・ストーンズの『スティッキー・フィンガーズ』、レッド・ツェッペリンの2枚目や『フィジカル・グラフィティ...

谷川賢作
[ほめちぎっちゃうぞっ!]

  • 第60回 羨望と嫉妬と自己愛 あなたは薄い、濃い?


     私ですか? 年と共にだいぶ薄くなってきました。若い頃はそれなりにあったなあ。人の活躍を目にして羨んだり妬んだり。そんなこと思ってウジウジしているくらいなら練習しろよ、自分を磨け!と、当時(20代)の自分に説教したい(今頃遅いわ、あんた!)でも、羨望や嫉妬は確かに「負の感情」ですが、正に向かわせるこ...

大友博
[ボブ・ディラン名盤20選]

大友博
[ロサンゼルスから届けられた名盤、名曲たち]

  • 第21回 新生フリートウッド・マックの誕生


     ロサンゼルス市ヴァンナイズ地区のスタジオをテーマにしたドキュメンタリー・フィルム『サウンド・シティ』は、心から音楽を愛し、トレンドに流されることなく、自分だけの音を創造するための努力をつづけてきた人たちの想いやこだわりが伝わってくる作品だ。2013年に公開され、日本ではWOWOWでも放送されたこの...

原田和典
[Girls!Now]

  • 第64回 ステレオサウンドの編集者/カメラマン、ヤスさんにインタビュー その3


    「“河合奈保子のエスカレ―ションって、なんていい曲なんだろう”って感動しました。アイドルの世界には、曲から入ったんですよす」 アイドルの取材に撮影に動き回る男、ヤスさんへのインタビュー。その第3弾をお届けしたい。「アイドルを撮ること」をテーマにした前回は、おかげさまで多大な反響をいただいた。今回は時...

大友博
[エリック・クラプトン全アルバム・ガイド]

  • 第78回 『ライヴ・イン・サンディエゴ』エリック・クラプトン with J.J.ケイル


     2016年4月、エリック・クラプトンは、日本武道館で5回のライヴを行なっている。東京のみだったのでツアーとは呼べないが、それは公式の日本公演、通算21回目となるものだった。そのなかで、とりわけ強く印象に残っているのが、1974年の初来日を別にすると、ドイル・ブラムホールⅡ、デレク・トラックスとのト...

後藤雅洋
[ジャズの聴き方・楽しみ方]

  • 第37回 最新ジャズ映画 チェット・ベイカーとマイルス・デイヴィス


     このところ立て続けにジャズ映画が公開されます。まず11月26日公開のチェット・ベイカーの伝記的映画『ブルーに生まれ付いて』。そして12月23日からは、マイルス・デイヴィスを扱った『マイルス・アヘッド』。 どちらも面白い作品ですが、作り方はまったく対照的。イーサン・ホークがチェットを演じる『ブルーに...

大友博
[ニール・ヤング全アルバム・ガイド]

  • 第65回 『ブルーノート・カフェ』ニール・ヤング


     2015年11月半ば、ニール・ヤングは、06年ごろから熱心に取り組んできたアーカイヴ・シリーズのパフォーマンス編第11弾として『ブルーノート・カフェ』を発表している。アルバム『ディス・ノーツ・フォー・ユー』への着手と同時にスタートした1987年11月から翌年9月にかけてつづけられたニール・ヤング&...

林建紀
[ライヴ・イン・ジャパン名盤選:ジャズ編]

  • 第70回『姜泰煥』姜泰煥


     1994年に来日したのは134組だ。連載の第68回で補記したように1993年の来日数はつかめないが92年は216組だった。2年で38%減がバブル崩壊を物語る。38組の新主流派/新伝承派/コンテンポラリーが首位に立ち、33組のフュージョン/ワールド/ニューエイジ、27組の主流派、14組のヴォーカル、...

中山啓子
[さわりで楽しむ音楽洋書]

  • 第45回 サンタナの『アブラクサス(天の守護神)』作成秘話


    『ザ・ユニヴァーサル・トーン:ブリンギング・マイ・ストーリー・トゥ・ライト』カルロス・サンタナ、アシュリー・カーン、ハル・ミラー著●第10章より 俺たちは1970年6月に、サンフランシスコのウォーリー・ヘイダー・スタジオでセカンド・アルバム『アブラクサス(天の守護神)』に着手した。 ファースト・アル...


カメラな毎日

  • アサヒカメラ9月号発売


    みなさん、読んでいただけましたか?今回の巻頭特集は「歴史を撮る」。グラビアを含む約70ページの大作です。ラインナップは以下のとおりです。▼戦国の城を撮る▼司馬遼太郎の幕末世界を撮る「坂本龍馬と土佐勤王党」「新選組と京の闇」▼入江泰吉の奈良・大和路▼みちのくの小京都、角館の武家屋敷を撮る▼歴史を撮るカ...

有名人のお宝カメラ

  • 松本泰生さん それぞれに表情があり味わい深い東京の階段


    ――階段撮りの愛用カメラは? 最近は、去年買ったリコーCX5です。コンパクトカメラはリコーのシリーズをずっと使っていて、「東京の階段」(2007年出版)の写真を撮ったころはCaplio GX8、その前はCaplio G4wideでした。もともと建築学科なので資料的に建物の写真を撮ることが多いんですが...

小林紀晴
[写真のよろこびと哀しみ]

  • 第7回 お金のこと(その2)


     人を介すれば介するほどリスクが高まるとは、どういうことか。 具体的な例をあげれば、こんな感じだ。ある出版社が旅行のガイドブックを作ることになって、制作プロダクションに制作を丸投げしたとする。すると、その制作プロダクションがカメラマンやライター、デザイナーに仕事を依頼する。 お金の流れは、出版社が制...

米屋こうじ
[鉄道風景写真講座]


最初の読者から

著者から

  • 1月号
    龍谷大学農学部教授 伏木亨 Fushiki Tohru
    本物のだしをあじわうことは教養である


     京料理の著名な老舗料亭10軒のご主人に、京都大学の学生に向けてお店の一番だしを披露してもらうイベントがある。この文章のタイトルはそのキャッチコピーである。2日間にわたるこの催しは、もう10年ほど続き、銀杏の色づく頃の大学の定番行事ともなっている。 グルメブームとやらで情報ばかりが行きかっており、ネ...


homeclubコラム

  • 【生活スタイル】新生活にふさわしい快適な部屋作りのコツとは?


     春は新年度が始まる季節。学校が変わったり、職場が変わったり、周囲の顔ぶれが変わったりする人も多いのではないでしょうか。 新しい環境には、気持ちも新たに臨みたいもの。そのためにも、お部屋の模様替えはいかがでしょう?今回は、快適な部屋作りのコツをご紹介します。ゆっくりくつろげる広々とした部屋を作るポイ...

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