2020年のレコチョク年間ランキングが発表 アーティストランキングはOfficial髭男dismが首位に
2020年のレコチョク年間ランキングが発表 アーティストランキングはOfficial髭男dismが首位に

 レコチョクが展開する音楽配信サービス、ダウンロード部門「レコチョク年間ランキング2020」、ストリーミング部門「レコチョク年間サブスクランキング2020」「dヒッツ(R) powered by レコチョク(以下、dヒッツ)年間ランキング2020」それぞれの年間ランキングが発表された(集計期間:2019年12月1日~2020年11月30日)。

 2020年年間ランキングでは、Official髭男dismが上半期に続き年間でも初のダウンロード、ストリーミング(レコチョクサブスク、dヒッツ)の3部門でアーティストランキング1位を制覇した。Official髭男dismは、メジャーファースト・アルバム『Traveler』を2019年10月9日にリリース、初出場となった2019年NHK『第70回紅白歌合戦』など大型音楽番組の出演を受けて2019年12月にはダウンロード月間ランキングでシングル「Pretender」、アルバム『Traveler』ともに初の1位を獲得。2020年1月期のTBS系火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』主題歌として書き下ろされた「I LOVE...」が1月に先行配信開始されると、ダウンロード、ストリーミングなどさまざまな配信サービスで楽曲が聴かれた。また、7月にはEP『HELLO EP』から「Laughter」(映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』主題歌)と「HELLO」(フジテレビ系『めざましテレビ』テーマソング)を先行配信、dヒッツ月間アーティストランキングでは1月から7か月連続1位を獲得。常に複数楽曲がランキング上位にランクイン、各サービスでの「アーティストランキング」1位を獲得した。「I LOVE...」は、レコチョクランキング(シングル)2位、myヒッツランキング1位、「Pretender」は「再生回数ランキング」1位を獲得している。

 そして、ダウンロード部門「レコチョク年間ランキング2020」、「シングルランキング」「ハイレゾシングルランキング」は、LiSA「紅蓮華」が1位を獲得。LiSA15枚目のシングル「紅蓮華」はTVアニメ『鬼滅の刃』OPテーマ曲。2019年7月3日のCDリリースに先駆け、4月22日に先行配信リリースされ、ロングヒットとなり、「レコチョク年間ランキング2019」では「ハイレゾシングルランキング」1位を獲得。『週刊少年ジャンプ』で連載されていた原作漫画が2020年5月18日発売号で完結すると、“鬼滅ロス”が話題となり「紅蓮華」もレコチョク月間ランキングでリリース以来初の1位を獲得し、上半期ランキングでは2位を獲得した。その後も「紅蓮華」はTOP10以内をキープ、映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開された10月には2位、11月には3位にランクインするなど人気が継続。リリースから1年半以上を経て年間での「レコチョクランキング(シングル)」1位を獲得した。本楽曲は「レコチョク年間サブスクランキング2020」の「再生回数ランキング」2位、「dヒッツ年間ランキング2020」の「myヒッツランキング」でも2位にランクインしている。
 ダウンロード部門「レコチョク年間ランキング2020」では、米津玄師『STRAY SHEEP』が「アルバムランキング」「ハイレゾアルバムランキング」1位を受賞。2020年8月5日に5thアルバムとしてリリースされた本作は、「感電」(TBS系金曜ドラマ『MIU404』主題歌)をはじめ、「Lemon」(TBS系金曜ドラマ『アンナチュラル』主題歌)、「馬と鹿」(TBS系日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』主題歌)、そしてRADWIMPSの野田洋次郎との初コラボ曲「PLACEBO + 野田洋次郎」、さらにはFoorin「パプリカ」、菅田将暉「まちがいさがし」のセルフカバーなど、話題曲ばかりの全15曲を収録。また、リリース日である8月5日より、ハチ名義を含む全楽曲の各音楽サブスクリプションサービスでの配信を開始。4か月間という集計期間にもかかわらず、レコチョクサブスクではアーティスト部門4位、dヒッツではアーティスト部門5位と多くの人に再生された。

 ダウンロード部門「レコチョク年間ランキング2020」、ストリーミング部門「レコチョク年間サブスクランキング2020」での、「新人アーティストランキング」は、NiziUが1位を獲得した。NiziUはソニーミュージックと韓国の芸能事務所・JYPエンターテインメントの合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project」から誕生した話題の9人組グローバル・ガールズグループ。2020年6月30日に配信限定リリースされたプレデビューとなるDigital Mini Album『Make you happy』はダウンロード部門ではアルバムランキングで年間2位にランクイン。リードトラックの「Make you happy」がロングヒットし、シングル、ハイレゾ楽曲を集計対象としたダウンロード部門、再生回数によるストリーミング部門で年間20位以内にランクイン、12月2日のメジャーデビューを前に、新人アーティストランキング1位を獲得した。

 また、ダウンロード部門「レコチョク年間ランキング2020」、ストリーミング部門「レコチョク年間サブスクランキング2020」で、「洋楽ランキング」はビリー・アイリッシュ「bad guy」が上半期に続き1位を獲得した。2019年3月にリリースされたデビュー・アルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』のリード・シングルとなる「bad guy」。ダウンロード、ストリーミングでのロングヒットを続けていたが、ビリー・アイリッシュが2020年1月開催の「第62回グラミー賞」で史上最年少18歳で、年間最優秀レコード、年間最優秀アルバム、年間最優秀楽曲、最優秀新人賞の主要4部門に加えて合計5部門を受賞したことで、注目を集めた。さらに、「bad guy」は2020年1月期の新日曜ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』の主題歌に起用され、国内での注目も高まり、ダウンロード、レコチョクサブスクにて洋楽ランキング年間1位を獲得した。そのほか、全チャート結果はレコチョクおよびdヒッツの公式サイトにて掲載されている。
◎Official髭男dism 受賞コメント
自分たちの音楽を沢山の方が聞いてくださっている事が本当に嬉しいです。
感謝の気持ちを胸に、さらなる楽曲制作に励んでいこうと思います。
◎LiSA 受賞コメント
3連続で素敵な賞をいただいて嬉しいです。
様々なことが水面下で蕾のまま過ぎた2020年。
頑張った分、耐え抜いた分、強く美しい華が多く咲き誇りますように。
「紅蓮華」を長くたくさん愛していただきありがとうございます。
◎米津玄師 受賞コメント
これだけたくさんの人に自分の音楽が聴かれるようになったことが不思議です。今はただ感謝の気持ちを伝えたいです。
◎MAKO(NiziU) 受賞コメント
レコチョクさんの年間ランキングで1位と聞いて、とても嬉しいです!
私たちの曲をたくさんの方々が聞いてくださったおかげで1位を取ることができ、
本当に感謝の気持ちで一杯です!!
これからも私たちの曲や活動を通して、笑顔やハッピー、そしてみなさんの背中を押せる
温かいメッセージをお届けしていきます♪