瀬古利彦(せこ・としひこ)1956年生まれ。三重県出身。日本長距離界、マラソンブームを牽引してきた第一人者。高校時代から本格的に陸上を始め、早稲田大学へ進学後、故中村清監督のもと、ランナーとしての才能が開花。現役時代は国内外のマラソンで戦績15戦10勝。現役引退後は指導者として後進の育成に注力。現在は、日本陸連マラソン強化戦略プロジェクトリーダーとして日本代表の強化を担当、また横浜DeNAランニングクラブのエグゼクティブアドバイザーとしてチームを見守る。(撮影/写真部・掛祥葉子)
THIS WEEK (週刊朝日2020年5月22日号より)