可児市瀬田に残る明智城址/明智城址のある可児市瀬田には、平安時代から摂関家や石清水八幡宮の所領地だった明智荘の名が伝えられており、土岐明智氏の本拠地とも推定されている
明智家の家紋・桔梗/明智光秀が使っていた家紋は、美濃国で栄えた名門一族、土岐氏と同様の桔梗紋。黒と定められることが多い家紋だが、土岐氏の家紋は水色で染め抜かれ、水色桔梗とも呼ばれる
光秀の父親の名は、史料により光綱、光隆、光国の名があり定かではない。「明智氏一族宮城家相伝系図書」では、光秀は父の光綱没後、明智城で叔父の後見のもとにあったとする