【アサヒカメラ現地取材】世界最大のカメラ展示会「フォトキナ2018」徹底リポート

  • 新製品や開発発表の話題が盛りだくさんだった。写真はニコンのブースにて(写真/猪狩友則)
  • 【パナソニック】発表会ではLマウントアライアンスのほか、LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm / F1.7を発表。これ一本で5本の大口径単焦点レンズの価値があるとプレゼンテーションで語られた(写真/猪狩友則)
  • 【キヤノン】EOS Rが人気で行列ができるほどに。一部で注目を集めていたのが、自動で撮像素子を清掃する機械。すでに国内外のサポート拠点で稼働しており、さらに設置を進めているそうだ。カメラをセットすると機械が機種を判別、USB端子からスルー画像を出し、画像認識。空気でごみを飛ばす、溶剤でのふき取りの順に行われる(写真/猪狩友則)
  • 【ニコン】ブース全体が新製品のZ7推し。ブースの端にはひっそりと、開発が発表されているZマウントの14-30mm f/4と58mm f/0.95 S Noctが展示されていた(写真/猪狩友則)
  • 【ソニー】フルサイズ機でトップシェアだけあって、体験コーナーが人気。αシリーズだけでなく、動画撮影用機材も展示。プロサービス専用の部屋も用意されていた。また発表会では「大口径高性能レンズに大きなマウントは必要か?」「ノーだ」という挑戦的な話のほか、瞳AFが動物にも対応予定だということが明かされた(写真/猪狩友則)
  • 【オリンパス】プレーグラウンドと名付け、ホール1の全体を使ったオリンパス。同社製カメラの貸し出しもあり、写真を撮るというよりは、撮られるための体験コーナーといったふうで、親子や恋人、友人同士など子供から大人までお互いに撮りあっていた。巨大なブランコや鏡が設置。多少その広さを持て余している感はあったが、来場者は楽しんでいた(写真/猪狩友則)
  • 【リコーイメージング】開発発表されたGRIIIを展示。APS-Cで28ミリ(35ミリ判換算)相当のレンズのコンパクト機の後継機。ほかのメーカーの通常の開発発表とは異なり詳細なスペックが公開された。レンズ構成は4群6枚に変更、最短撮影距離は6センチと短くなった。撮像素子シフト式の手ブレ補正も搭載した(写真/猪狩友則)
  • 【富士フイルム】チェキを中心としたフィルム関連と、X・GFXを中心としたデジタル関連に分かれた大きなブース。GFX50Rのほか、1億200万画素のGFXの開発を発表。しかも買える中判デジタルということで1万ドルという戦略的な価格だ。また、GFX用交換レンズのロードマップを更新。GF100-200mmF5.6R LM OIS WR、GF45-100mmF4 R LM OIS WR、GF50mmF3.5 R LM WRの3本を追加しケース内で展示していた。(写真/猪狩友則)
  • 【タムロン】フォトキナで発表された製品はないが、今年も巨大スクリーンを使った、撮影講座のステージが人気。常に多くの人を集めていた。どう撮影したのか、どうストロボを当てて撮るのかといった話に人が集まるのは日本と一緒(写真/猪狩友則)
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