桜の花びらが浮かび上がる「東海道品川御殿山ノ不二」/作品を拡大すると中央の桜の花びら一枚一枚の盛り上がりがよくわかる。摺り師が和紙の裏側から盛り上げる「キメ出し」技術だ。湖面には木目が使われるため、版木も吟味されたことがわかる(写真:アルステクネ・イノベーション提供)