──第三者委員会のメンバーは
これからメンバーを決めないといけないんでしょうけど、弁護士は一人は入ってもらわないといけないし、その弁護士も体操協会と関係ない人にお願いしないといけないだろうと。3人ぐらいを考えていかないといけないだろうと。それをひとつ相談させていただきながら、人選しなきゃいけないだろうけど、体操協会からできるだけ関係ない人をお願いしたいという思いはあります。
──どう思われているか?
大変お騒がせしたことについてお詫び申し上げたいと思いますし、これが事実、パワハラがあったというのなら大変大きな問題になりますし、それは調査委員会の結果を待ってお話させていただけなければならないと思っています。
──速見(佑斗)コーチの暴力については
それも第三者委員会に委ねなければならないと思っています。
──コーチの暴力についても調査する
その通りです。
──第三者委員会はいつ設定されて、どなたが人選されるのですか
まだメンバーが決まっていないのでわかりませんが、少なくとも世界選手権大会がありますので、迅速な対応をしなければならないだろうと思います。メンバーが決まってから2週間以内で結果を出して欲しいという時間的な要望だけは出していきたいと思います。
──昨日の会見をどう思ったか
体罰、暴力について処分をしたわけですけど、宮川紗江さんにおいては協会からパワハラされたということですので、まったくはじめて聞いたことでありますので大変そのことに驚いておりますし、早急に解決しなければならないと思います。
──彼女が大会を辞退せざるを得ない状況については
協会としては、宮川紗江さんの立場を守っていこう、練習場の確保をどうしていこうかということを大事に議論してきたところですので、棄権するということについて、世界選手権、国内の大会も含めて申し訳ないという思いと、もう一つ、頑張って欲しいという思いもありながら、協会としてこういうことになったことに対して、協会として責任を感じています。