津村:スマホで1回曲を流して、その後それに合わせて歌うって感じでした。私が見たチームはすごく民主的に決まってました。コアサポがまだそこまで多くないチームで、人数が把握できるからこういう形でやれるのかもしれませんが。

平畠:僕ね、音楽のライブでみんながわーって盛り上がるのももちろんいいと思うんですが、基本的に太鼓だけでみんなで歌うあの文化ってすごいなって思うんです。

津村:ああ確かに。歌って、かつ動いているでしょう。ゴール裏にも何度か入ったんですけど、自分が歌って踊るライブみたいなんですよ。不思議なんですけど、サッカーの催しを見ながら、自分で歌って躍ってるライブやなと。これはなかなか他にないなあと思います。

平畠:ある種、自分も主役になってますよね。

津村:私も、ゴール裏に入ったときはちゃんと飛び跳ねてやってみました。

平畠:やったんですか!どうでしたか?

津村:すーごーく疲れました。だからみなさん本当にすごいなと。

平畠:試合の90分間もそうですが、試合前からやってるわけでしょう。

津村:そうですよね。好きなチャントがあるチームで、自分で動画を見て振りを覚えるくらい好きやったんで、これはやりたい、と思ってゴール裏の後ろの方に行ってやったんですけど、言うても私なんて後半からやっただけなのに、めちゃくちゃ疲れましたから。

津村:サッカーはそういう観方もあれば、一方でバックスタンドでずーっとお酒飲みながら観てる人もいたりするじゃないですか。

平畠:ああ、そういうの好きやわあ。

津村:おじさん二人組が手製で作ったハイボールを勧め合いながら、「要る?」とか言い合いながら観てたりしましたね。

平畠:僕たちついサポーターって一括りにしちゃったりするけど、楽しみ方はいろいろなんですよね。

津村:それぞれ違いますよね。つくづくいろんな楽しみ方ができるなって感じました。

平畠:そういったサッカーのサポーターの方の取材をたくさんされて、他のスポーツとは違うなあという点はありましたか?

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