4月中旬に左足首を痛め、プレミアリーグではラスト5試合を欠場した。5月21日から始まった代表合宿でも別調整で後れをとったが、ここにきてコンディションを上げてきた。しかし、現代表では先発の座が保証されているわけではない。ベンチを温める可能性もあるし、試合の流れを変える切り札として、ラスト20分のタイミングで投入されるシナリオも考えられるだろう。
ただ、自身3度目となるW杯のピッチに立てば、プレミアリーグで培ってきた経験が必ず生かされるはずだ。攻守のスイッチ役として機能しながら、虎視眈々とゴールを狙うことだろう。
そしてもちろん、岡崎にとっては自身の成長を日本代表に還元するチャンスでもある。キャリアの集大成となるW杯で、大きな存在感を示したい。(文・田嶋コウスケ)