NHK大河ドラマ「西郷どん」は、渡辺謙扮する島津斉彬の死で一つの節目を迎えた。主演で鈴木亮平が演じる西郷隆盛は、実際はフィラリアの感染による象皮病という持病があったとされるが、それ以外にもある疾患に悩まされていた。『戦国武将を診る』(朝日新聞出版)などの著書をもつ日本大学医学部・早川智教授は、歴史上の偉人たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたことについて、独自の視…

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