■ダレル・メイ(1998年~2001年:阪神、巨人)
阪神でローテの一角を担ったが、審判への暴行で2週間の謹慎処分を受けると、その間に「歯の治療を受ける」という理由で、ガールフレンド同伴でグアム旅行へ。当時の野村克也監督との相性も悪く、「監督中傷ビラばらまき事件」を巻き起こして罰金&無期限謹慎処分を受けて退団となった。その後、大幅な年俸アップで巨人に入団すると、2000年6月の古巣・阪神戦で和田豊が3回続けて打席を外したことにいら立ち、「狙った」との威嚇暴投球で騒動に。巨人では2年連続で2ケタ勝利を挙げて結果を残したが、悪役っぷりも目立った。
■ローガン・オンドルセク(2015年~16年:ヤクルト)
来日初年度だった15年はロマン、バーネットとともに必勝リレーを確立させてリーグ優勝に大きく貢献。しかし翌16年になるとサボり癖が目立つようになって登板拒否も。そして6月の中日戦で味方のエラーから救援に失敗して降板すると、ベンチ内で真中満監督をはじめ首脳陣やチームメートへ暴言を吐くなどの悪態をついて無期限謹慎処分に。その後、「首脳陣との対立から精神的に立ち直ることが困難」ということでシーズン途中での退団となった。