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プロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議が10月26日午後5時から、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で開かれ、大注目の早稲田実業・清宮幸太郎選手は、ロッテ、ヤクルト、日本ハム、巨人、楽天、阪神、ソフトバンクの7球団が1位で指名し、抽選の結果、日本ハムが交渉権を獲得した。
清宮選手の交渉権を引き当てた日本ハムの木田優夫GM補佐は、共同インタビューで「日本の宝になる選手だと思いますので、まずは来て頂いて、みんなでチームとして考えていきたい」としたうえで、「どうしても来てほしい選手だったので、よかったです。交渉権が確定しましたので、ぜひファイターズに来て思いっきり野球をやってください」と清宮選手に呼びかけた。
一方、今年の「夏の甲子園」で大会6本塁打の新記録を打ち立てた広陵・中村奨成選手は、広島と中日が競合した結果、広島が交渉権を獲得した。中村選手を引き当てた広島の緒方孝市監督は、共同インタビューで「(クジが)残っていました。ホッとしました。素材的には一級品の選手だと思うので、甲子園の活躍も記憶に新しいところ。あの肩といいフットワークといい印象に残っているので、獲得できて幸せです」と語った。