マカオ国際映画祭、ベルリン国際映画祭に参加して、流暢な英語を披露した生田斗真さん。世界中の映画ファンに向けて英語でスピーチするために、忙しい俳優業の合間を縫って必死に勉強したという。現在発売中の「AERA English 2017 Autumn & Winter」(朝日新聞出版)から、インタビューの一部を抜粋してお届けする。
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「生田斗真さんって英語が得意なんだ!」
そんな言葉がネット上でささやかれるようになったのは、2016年12月のマカオ国際映画祭直後のこと。舞台あいさつで滑らかな英語を披露し、喝采を浴びたのがきっかけだった。そして17年2月のベルリン国際映画祭でも「この場に招かれて光栄です」と、欧米各国の観客の前で、感謝の言葉をサラリと英語で述べたのだ。
「緊張しましたが、喜んでいただけてうれしかったです」
この英語力、いつどうやって身につけたのか。
「海外の方と仕事をする機会が年々増えて、『英語の勉強をしなくちゃ!』ってずっと思ってたんです。数年前に、ようやく重い腰を上げて始めました」
英語の勉強は、忙しい仕事の合間に週2 回程度。数人の英語教師に、1回2時間ほどマンツーマンで指導を受けているという。