女性特有の病気というものがある。2度のがんを経験したタレントの原千晶さんはその女性の病に悩まされた一人だ。彼女は自分の辛かった経験を、少しでも人に役立てたいと考えているという。

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 30代で子宮頸(けい)がん、子宮体がんと、2度もがんと闘った経験を持つ原千晶さん。「子宮頸部に何かできていると言われ、大学病院で検査したら、1.5センチの腫瘍(しゅよう)が見つかってしまって」。

 そのときは、あまり事の重大さを感じていなかったという原さん。腫瘍のある部分を円錐(えんすい)切除し、それで終わるものと思っていた。

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