しかし先日、衝撃の事実を耳にしてしまいました。なんと、息子がお昼を残したまま遊ぼうとしてしまうと、お世話好きのお姉さん(5月生まれの同じ年)が立ち上がり、スプーンで息子の口に運んで食べさせてくれるんだそうです……。そして彼も、まんざらではない顔で食べているのだとか。おかげで最近はいつもお昼を完食だそうで。とてもとてもありがたいことではあるんですが……。

 そして言葉が未熟なので、たまに先生のことを平気で呼び捨てにするのですが、一人前のことを言おうとするために送迎のバスで「K子は乗っていかないのかい?」などと、まるで彼女を自分の車に乗せるかのような発言をしたらしく……。

 母親として、違う意味で早生まれの将来が不安になってきました。

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杉山奈津子

杉山奈津子

杉山奈津子(すぎやま・なつこ) 1982年、静岡県生まれ。東京大学薬学部卒業後、うつによりしばらく実家で休養。厚生労働省管轄医療財団勤務を経て、現在、講演・執筆など医療の啓発活動に努める。1児の母。著書に『偏差値29から東大に合格した私の超独学勉強法』『偏差値29でも東大に合格できた! 「捨てる」記憶術』『「うつ」と上手につきあう本 少しずつ、ゆっくりと元気になるヒント』など。ツイッターのアカウントは@suginat

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