そこには女性議員が求められ、担ってきた役割と関係があるのだという。

「政党は女性議員を噛ませ犬としてしか扱ってこなかった。女性は実力以上に引き上げられ、スキャンダルでたたかれると弱さを露呈する。山尾さんは党内でも目立つ存在で、実力者のように見られていましたが、実は優等生で求められたことに応えてきたタイプです。民進党は自分の身を守る術も山尾さんに教育する必要があった。民進党の女性議員の中でも、辻元清美さんはもう少し生き残る術に長けているでしょう。民進党内で大物になっていくには左派過ぎるでしょうが……。女性が議員としてどうホンモノに成長していくか、議員同士考え、協力していくべきだと思います」

(AERA dot.編集部・金城珠代)

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