7月上旬からネット上で続く“松居一代”劇場。夫で俳優の船越英一郎をブログや動画で批判するあれだ。当初は「いじっちゃダメなやつだよ」と主張していたカンニング竹山さんは、時間が経って考え方が少し変わってきたという。
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1週間ぐらい前、テレビで松居一代さんのことを「いじっちゃダメだ」と言ったことに、いろいろ反響がありました。なぜああ言ったかというと、松居さんのやってることに不可解なことがいっぱいあったから。冷静に考えると、船越さんの所属事務所が離婚調停を申し立てているってコメント出しているんだから、双方の意見は裁判所で言うしかないじゃないですか。普通は。それなのにSNSを使って……って、異常ですよね。どんなにあがいても答えはそこには無いわけで。本人もそれわかってると思うんですけど。
それに、いくら夫に憎悪があったとしても、自分の行動で周りの人に迷惑がかかる可能性があるわけじゃないですか。もしかしたら周りのスタッフや、お子さんにも。それでもやるって異常性があるから、そういう人はメディアが面白おかしくいじっちゃダメなんじゃないの?って思っていました。本人は笑わせようとしていないし、話題になろうとしていないからと。
でも、こと最近に関しては、松居さん自身がいじってほしいんだなって思うようになったんです。youtubeの動画にいろいろ演出が入ってきたり、ブログで反論したりされてるんで。それならいじってあげたらいいんじゃん。本人が出たがってるんでしょ(笑)
この連載で取り上げた「いじりといじめの違い」にも通じるけど、基本的には本人がどう思ってるかが僕の判断基準ですから。
でも、最近はあのやり方を見慣れすぎちゃって、「あのオバサンの仕掛けにハマっちゃってるのもちょっとかっこ悪いんじゃない?」って感じてます。
いじっちゃってるメディアってダサくねえ?(笑)
わけのわかんないオバサンに振り回されて、それで飯喰おうとしているメディアの方が格好悪いよ。テレビも雑誌も。メディアのプライドとか、考えたほうがいいと僕は思いますよ。