「あからさまに親の力に頼っているのが分かってしまうと視聴者も嫌悪感を抱きますが、岡田の場合、頼っているのはスベリ芸とも言われている父のギャグですからね。小顔で美人なのにイベントやテレビで『ワオ!』や『閉店ガラガラ』、『ギュウ!』とか父以上のテンションで披露している。何より声が大きくて、頑張っている感じが画面から伝わってくるのでしょうね。父からも『スベってもいいから声を張っておけば、とりあえず笑いにつながる』と教えられているそうです」(週刊誌の芸能担当記者)

 といっても、父から直接ギャグを教えてもらったことはなく、セリフとセリフの「間」などギャクの細かいアドバイスは母から受けているそうだ。さらに、「親子共演がないのも視聴者から叩かれない要因なのでは」とスポーツ紙デスクが話す。

「父娘の共演はどこも狙っているのですが、お父さんのほうがOKしないそうなんです。しかも、娘が出演している番組は全く見ないとか。高校卒業後は大学に進学してほしいと言っており、娘には『大学に行かないと仕事はさせない』と宣言しているそうです。芸能界は不安定な職業なので、将来のためにしっかりした大学を出てほしいという親心なのでしょう。以前の高畑淳子・裕太親子みたいに、セットでいろいろなテレビに出演している二世タレントとは違い、親からの“ゴリ押し”がないのも、世間から好感を持たれている理由だと思います」

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