「現在は座り込んだり、敷物・イスを持ち込んでの場所取りは、ほかのお客さまのご迷惑になりますので、ご遠慮いただくようにしています。(CSチケット発売前の)10月7日には公式サイトでもこういったアナウンスを行っており、また今後はこれについての対応も強化していく予定です」

 しかし、カープにとってCS初戦となる12日、マツダスタジアムのビジパフォには空席が目立つとの情報が散見された。当然ながら球団サイトには空席情報はなく、チケットは完売しているから、本来ならばビジパフォも埋まっているはずなのに、だ。

 そしてこの日も、ツイッター上には「ビジパフォなんかむっちゃ少ないね。カープファンの仕業?」「結局またビジパフォ問題起こってんのかよ」と「ビジパフォ問題」を嘆く声が流れた。

 こうしたカープファンへの批判が集まる一方で、「ビジパフォ問題」のもうひとつの原因と目されているのが「転売バイヤー」の存在だ。これは、転売目的で購入したバイヤーが、チケットをさばききれなかったのでは、という説だ。実際、チケット売買サイトには、カープ対DeNAのチケットを高額で出品している人の姿も見られた。ツイッター上でも「空席がカープファンのせいなのか、転売バイヤーのせいなのかわからない」と混乱する野球ファンの声が散見された。

 空席の原因はカープファンなのか、はたまた転売目的のバイヤーなのか……事実ははっきりしないが、野球ファンにとっては一刻も早く解決してほしい問題であることは間違いない。

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