政治資金をめぐる私的流用疑惑が報じられている東京都の舛添要一知事が5月20日、定例会見を行い、疑惑について記者からの質問に答えた。
これまで、家族旅行の宿泊費や美術品の購入、乗用車の購入などに政治資金を使用していたことが報じられている舛添知事。13日には「釈明会見」を行ったが、その後も都庁には一般からの「納得できない」といった意見が多く寄せられていた。
今回で二度目となる「釈明会見」を行った舛添知事だが、会見は終始歯切れの悪いものとなった。
冒頭、「政治資金を関しましてさまざまなご指摘を受けたくさんのご心配とご迷惑をおかけしていることを深くお詫びしたいと思います」と深々と頭を下げた舛添知事。「13日の定例会見に説明させていただきましたが、『わかりにくい』『信じがたい』といった声をいただき、真摯に受け止めています」と先の会見について話したうえで、次のように続けた。