200メートル自由形を優勝した萩野は、これで3種目の五輪切符を手にした(写真:Getty Images)
200メートル自由形を優勝した萩野は、これで3種目の五輪切符を手にした(写真:Getty Images)
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 4月6日、競泳のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権は、東京辰巳国際水泳場で各種目を行い、男子200メートル自由形決勝では萩野公介が1.45.50で優勝。自身が持つ日本記録(1.45.23)の更新はならなかったが、五輪代表に内定した。

 また、同種目で上位4位に入った萩野、2位の松田丈志、3位の江原騎士、4位の小堀勇氣が男子800メートル自由形リレーの代表に決定。萩野はすでに内定が決まっている400メートル個人メドレーも含め、これで3種目の五輪切符を手にしている。

 男子100メートル背泳ぎは、同種目のロンドン五輪銅メダリストの入江陵介が優勝。3大会連続の五輪出場を決めた。2位の長谷川純矢も派遣標準記録をクリアし、代表に内定した。

 女子では、100メートル平泳ぎで渡部香生子が1.06.57で優勝。昨年の世界選手権で200メートル平泳ぎの代表内定に続いて、2種目目となる五輪内定を手にした。また、同種目のロンドン五輪銅メダリスト・鈴木聡美も、派遣標準記録を上回る1.06.72で2位に入り代表内定を決めた。

 200メートル自由形は、前日に100メートルバタフライで五輪出場を決めた15歳の池江璃花子が1.57.39で優勝。2位の五十嵐千尋、3位の持田早智、4位の青木智美とともに女子800メートル自由形リレーの五輪代表を決めている。