同年代や年上で遊んでくれる人はいる。だけど、年下に遊んでもらうのって、けっこう難しい。

「わたしに合わせてよ」なんて言っている時代じゃない。

 わたしたちが彼らに合わせなければ遊んでもらえない。

 それだけに、彼らからもらえる情報も大きい。

「そんな見方しているんだ」

「そんなものが流行っているんだ」

 とっても勉強になる。

 何よりも、年上とばかり遊んでいると、話題が健康とか病気の話ばかりになる。

 そんな話ばかりしていると、「夢」とか「希望」を忘れそうになる。

「僕、地域を元気にしたいんです」

「もっと、海外を見たいんです」

「映画を作りたいんです」

 と、いう話も聞きたい。

 また、年上の人とばかり遊んでいると、葬式、入院、病気と、遊べなくなる人が増える。

 いずれは自分もその仲間入りをするのかもしれないけれど、せめて自分が元気なうちは、遊べる人が増えるほうが楽しい。

 だからこそ、わたしは、「遊ぶ」ということをとっても大切にしたい。

 遊んでくれる人をいっぱい、大切にしたい。

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