昨年、漫画家の清野とおる氏と結婚した壇蜜さん。週刊朝日ムック『本格漢方2020』(朝日新聞出版)の取材で語った新婚生活の食卓とは? 謎に包まれた清野さんの素顔や、新妻ならではの苦悩など、誌面には掲載されていないエピソードを大幅に加筆してお届けします。
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――ご結婚おめでとうございます。昨年6月にはニュース週刊誌『AERA』の連載「放談バカリズム」にゲストとして登場されて、結婚についてバカリズムさんと語り合っていらっしゃいますね。まさかお二人とも年内に電撃婚されるとは、おどろきました。
壇蜜 ありがとうございます。あのときはぎりぎり結婚の話がはっきり出ていなかったタイミングなんです。なので、とても偶然にそういう話ができてありがたかったです。
――そのときのインタビューでは、ご自身のお父さまのように絵を描く人が好きだとおっしゃっていました。いま思えばずばり清野さんのことですね。
壇蜜 そうなんです、似ています。彼は父と二人で飲みに行ったりしていて、そうやってうまくつながってくれたらなと思っています。私がでしゃばって彼と仲良くしすぎて、家族が置いてけぼりになってしまうのはよくないので。私は一人っ子なので、結婚によって母や父にとっても息子ができた。家族としてちゃんとおつきあいしてほしいなと思っています。
――本当に壇蜜さんと結婚したのか、「これドッキリじゃないの」と疑いをかけてくるような相手に「納骨までのドッキリだよ」って言いたいとおっしゃっていました。
壇蜜 責任もって死ぬまでドッキリしますよ。終わらないドッキリ、ちゃんといまでも続けています(笑)。
――新婚生活の食卓ではどういったことに気をつけていらっしゃいますか?
壇蜜 健康オタクになりすぎないようにしたいです。なぜ食事をするのかというと、空腹を満たし、栄養をきちんと摂る。そして、二人でいる時間を大事にするためでもある。その三つを大切にしたい。毎食チェック項目だらけの食事だと疲れちゃうので、今晩はピザだったから明日は野菜いっぱいにしましょうかというくらい気楽に。3~4日くらいで栄養のバランスを取りたいと思います。