

丸山茂樹氏は、同い年の片岡篤史・元阪神ヘッドコーチの回復を祈りつつ、自身の巣ごもり生活を明かす。
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うーん、相変わらずですね。スポーツ界も一向にスタートできませんし。少しずつワクチンを試すなんて話も出てはいますけどね。ただこれといって決定的なことは何もないので、とにかく自分自身が気をつけていくしかないというのが現実ですね。
いわゆるこの業界の方に感染者が増えていってるのが気になりますけどね。芸能界もそうですし、放送局のみなさんもそう。症状が人によって異なるってのが怖いですよね。自分なんかも、もともと疾患があるのはあるんで、かかったら危ないのかなって、最近ほんとに思い始めましたね。
4月14日にコロナウイルス感染を動画で公表した野球の片岡(篤史)君なんかは同級生ですから。現役の最後の方は、いろんなところで会う機会もあったりして。最近は会ってないですけど、彼なんか体も丈夫そうだし健康そうなのに、ウイルスにかかった時点であんなに弱ってしまうなんて……。人ごとには思えないし、もうお願いだからやめてほしい。回復してほしいですよね。
高校生の夏のインターハイや甲子園もどうなるんだって話題が出てますけど、とりあえず、何が「できる」「できない」って言わない方がいいんじゃないかと思うんです。この先の見通しはないに等しいってことで。もちろん高校3年生にとって、最後の夏の全国大会がなくなるのはつらいし、かわいそうです。そりゃあ、希望は持ちたいですよ。ほんとに希望を持ちたいですけど、危ないですよ。命に関わることですから。子どもたちに感染してクラスター状態になって、そこら中にうつしまくっちゃう可能性もあるわけじゃないですか。
僕らなんかだって、晩ごはんは仕方なく外出したりもしますけど、ほぼ1日20時間ぐらいは家にいますもんね。まずコロナの今日の状況を把握したら、もうコロナ関係はあまり見ないようにしてます。そこから海外のドラマを見たりして。そしたらそれをまた見入っちゃって、夜更かししたりして……。