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23日午後は、東京都心で雨雲が発生しています。雨が降った後には、美しい「虹」と「環天頂アーク」が見られました。

雨雲出現のち、晴れて2種類のレインボーが出現!

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23日午後の関東地方は、大気の状態が不安定になっている影響で、雨雲があちらこちらで沸いてきています。

雨雲の範囲は小さく、雨柱が見られた所もあった一方、雨が降った後に晴れている所も多くなっています。

そんな中、東京都心で「虹」が出現。天頂には「環天頂アーク」も出て、まさに2種類のレインボーが見られました。

雨上がりの定番「虹」

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雨上がりに日が差してきたことから、東京都心で「虹」が見られました。

虹は、太陽の光が空気中の水滴に当たり、屈折・反射することによって7色の光の線が見える現象です。太陽の光が反射して起こる現象ですから、虹は必ず太陽を背にした方向に現れます。

天頂付近にも逆さ虹「環天頂アーク」

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東京都心の雨上がりの空の天頂には「環天頂アーク」も出現しました。

環天頂アークは、上層の雲に含まれる氷の粒に太陽が当たることによって現れます。虹が逆さまになったように見えることから「逆さ虹」とも呼ばれています。

虹と環天頂アークが同時に見られることは大変珍しいです。

この先も大気不安定 油断しないで!

関東地方では、23日夜9時頃まで、大気の不安定な状態が続くため、また雨雲や雷雲が発達しやすくなりそうです。落雷や突風、急な強い雨に、十分にお気をつけ下さい。