例えばお笑いコンビ・かまいたちの山内健司は、先月の月収が420万円だったことを告白。ユーチューバー芸人という不思議な立ち位置のフワちゃんは、ユーチューブの収入は月20万円ほどで、テレビ出演で月10万円の計30万くらいと明かしていた。一方、お笑いコンビ・ぺこぱは自身のチャンネルで、シュウペイがテレビ番組で発言した月収70万円という金額が、実は嘘だったと告白するケースもあった。お笑い芸人以外でも、元アイドルグループのメンバーだったタレント・京佳はアイドル時代の月収数万円から、50万~80万円くらいになったと述べ、グラドルの橋本梨菜も最高月収が250万円だと告白している。
■「子どもで金儲け」への批判も
芸人たちも自分たちの食い扶持を稼ぎ、タレントとして存在感をアピールし続けるため、さまざまな試行錯誤を繰り返しているが、もうひとつ、芸人たちの間で広まりつつあるコンテンツがある。それは自身の子どもとの「親子共演」だ。こちらもある意味、暴露的な内容だが、ほのぼのとしたシーンや予想外の展開がみられることで人気となっている。
「一番の好例はカジサックことキングコングの梶原雄太でしょう。今やすっかり人気ユーチューバーですが、試行錯誤を重ねてきた中で、子どもたちとの共演が当たったんです。妻の出産報告やインタビューなども動画で行っていましたよね。あと、渡辺ラオウの名前で『あらびき団』などで活躍したおかゆ太郎は、芸人以外の仕事で動画の制作をしている関係で、その技術を生かして息子の動きに仮面ライダー風のエフェクトをつけた動画を制作してアップしていました。一方で物議を醸しているのが、エハラマサヒロ。彼は自身の番組のタイトルがそもそも『エハラ家チャンネル』と題していて、一貫して子どもとの動画だけをアップしています。基本的にほのぼのとして親子の交わりですが『子どもの人権は?』『我が子で金儲けするな』といった声や、顔出しリスクに関して批判の声が一部で上がっています」(芸能事務所関係者)