現役引退後は2度の中日コーチを経験するも、13年を最後に現場のユニフォームは着ていない。
「もちろん今後、中日という選択肢があればうれしい。地元の千葉ロッテもね。でもこればかりは各球団の事情や縁がある。でも野球は大好きだから、タイミングが合ってユニホームを着れるという話があれば、どこでもうれしいね」
今年5月に62歳を迎えた。40代監督がどんどん出てきている中で、年齢は上の部類に入ってくる。しかし現場に登場した際の存在感はいまだ色あせない。取材でグラウンドに立つだけで周囲がひときわ明るく感じる。太陽のようなオーラは、まさに『スター』そのものだ。
新型コロナウイルスの影響で、開幕は大きくずれ込んだ。6月19日に決まったものの、球界にはいまだ閉塞感が漂う。こんな時こそ、底抜けに明るく楽しい人が現場にいて欲しいとも感じてしまう。
「宇野さーん」
誰もが笑顔で名前を呼べる日が再びあっても良いなぁ。(文・山岡則夫)
(文中敬称略)
●プロフィール
山岡則夫/1972年島根県出身。千葉大学卒業後、アパレル会社勤務などを経て01年にInnings,Co.を設立、雑誌『Ballpark Time!』を発刊。現在はBallparkレーベルとして様々な書籍、雑誌を企画、編集・製作するほか、多くの雑誌、書籍、ホームページ等に寄稿している。Ballpark Time!公式ページ、facebook(Ballpark Time)に取材日記を不定期更新中。現在の肩書きはスポーツスペクテイター。