――気の早いメディアからは「政界進出か」という声も聞こえました。
そんな予定はありません。さすがに紗里が政治家になったらやばいでしょ。それくらいはわかっています。でも、コロナ禍なのですぐにはできませんが、国会議事堂前でデモをするかもしれませんし、政治家と話をしにいくかもしれません。この法律が変わるまで活動を続けていきます。
――加藤さんにとって怒涛の1年でしたね。
はい。この1年で結婚、不倫疑惑、離婚、妊娠、出産、YouTuberデビューを経験しました。さすがに体重は妊娠前より3.5キロ減りましたが、子育てが大変なのは全国に120万人以上いると言われているシングルマザー全員、そして子育て中の親も同じです。出産前は朝まで殿方と六本木で飲み歩いていた紗里ですが、出産を機にこれほど変わるのかと自分でも驚いています。もう男に興味がなくなりましたから。ホストクラブの経営者とかなんちゃらの経営者とか、出産後もモテるんですけど、以前のように魅力を感じなくなりました。常に娘のことを考える毎日です。
◆加藤紗里
かとう・さり/1990年6月19日生まれ。広島県出身。タレント、YouTuber。女性ファッション雑誌の読者モデルやレースクイーンを中心にバラエティータレントとしても活躍。2019年6月に個人事務所「株式会社PAL flaming」を設立。12月にはYouTuberとしてデビューした。YouTubeチャンネルの登録者数は約4万3千人(2020年6月時点)。
(AERA dot.編集部)