女性は洗うことができる布製マスクをもっていて、多い人で50~60枚。服とのコーディネートで毎朝、悩むたしい。
「昼どきにオフィス街に行くと、食事のためにビルから出てくる女性の半分ぐらいがマスクを首からつるしているんです」
ある駐在員が伝えてくれた。
これがバンコクのウイズ・コロナの生活ということだろうか。
■下川裕治(しもかわ・ゆうじ)/1954年生まれ。アジアや沖縄を中心に著書多数。ネット配信の連載は「クリックディープ旅」(毎週)、「たそがれ色のオデッセイ」(週)、「沖縄の離島旅」(毎月)、「タビノート」(毎月)