大泉洋(C)朝日新聞社
大泉洋(C)朝日新聞社

「この年末に『紅白歌合戦、白組司会』という、とんでもない大役を仰せつかりました。私には荷が重すぎるお役目ではありますが、子供の頃から紅白を見て幸せな気持ちで年を越してきた自分ですので、恩返しのつもりで、誠心誠意つとめさせていただきます」

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 大みそかのNHK「第71回紅白歌合戦」の白組司会に抜てきされた大泉洋(47)は10日、同局を通して、初の大役に向けての思いを明かした。今年の番組テーマは「今こそ歌おう みんなでエール」。新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、1951年に始まって以来、初めて無観客という形での放送となるため、司会にはこれまで以上の話術が求められそうだ。

 総合司会を務めるのはお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」内村光良(56)、紅組司会は二階堂ふみ(26)という顔ぶれで、大泉も「初の無観客という状況ではありますが、憧れの内村さんの胸をお借りして、二階堂さん、出場アーティストの皆さんと一緒に盛り上げられればと思います。あとは、しゃべりすぎて、年を越してしまうという失態だけを気をつけて命がけで頑張ります!」と意気込みを語っている。

「大泉さんといえば、人気番組『水曜どうでしょう』や『おにぎりあたためますか』(ともにHTB)で見せるのびのびとしている感じとは裏腹に、実は人一倍、細部にこだわって事前準備を怠らない人なんです。テキトーなキャラに見えますが、コメント一つにしてもとても熟考して練り尽くしてからアウトプットするタイプ。常に自分が発した言葉や演技が相手にどう受け取られているのかを考えているそうです」

 こう話すのはスポーツ紙記者。

 だがプライベートでは意外と「教育パパの一面がある」と言うのは女性誌記者だ。

「大泉さんの長女は現在、都内の有名私立小学校に通っていますが幼稚園を受験する時には、塾への送り迎えも含めてかなりのお受験パパだったそうです。大泉さん自身、大学受験に失敗した経験があるので、自分の子どもにはそういう経験をさせたくないと大学までエスカレーター式でいける学校を選んだそうです」

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坂口友香

坂口友香

主に週刊誌の芸能記者として活躍。これまで写真誌、女性誌、男性誌など数多くの雑誌で取材執筆。

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TEAM NACSのメンバーも「お受験パパ」に