カンニング竹山さん(撮影/今村拓馬)
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東京オリンピック・パラリンピック開催まで半年を切った(C)朝日新聞社
東京オリンピック・パラリンピック開催まで半年を切った(C)朝日新聞社

 日々起きる様々なニュースにコメントを求められるお笑い芸人のカンニング竹山さん。この一週間で、あるニュースへのコメントでは「黙ってろ!」と非難され、またあるニュースへのコメントでは「よく言った!」と支持されたという。「こういうの気持ち悪くていい加減にしてくれ!」という現象とは?

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 ちょうど1週間前の「バイキングMORE」で、一律給付金に対するコメントを求められたんですよ。麻生財務相が特別定額給付金を「あげない」みたいな発言をしていて、そのニュースに対する意見でした。麻生さんって言い方悪いですけど、昔からあんな物言いじゃないですか。「麻生さんは、こんなキャラですからねぇ~。でも、一律給付金に関して僕は麻生さんと同じ意見ですね。もっと他の方法を考えて、一律にというのはおかしいのではないか?」と話したところ、俺のコメントに関してSNSでの反応を見ると、“給付金をやれ”という主張の人が一気にワァーっと書き込んでくるわけですよ。「何もわかんねぇクセして、オマエ黙ってろ!」とか誹謗中傷がくる。

 どういう人がコメントしたり、リツイートしたりするのかなと細かく見てみたら、プロフィールの所に野党の支持政党や「菅を許すな」とか書いてある人だったりするんですよね。いや、ちょっと、書き込む前に考えろ! 給付金は配っちゃダメだって言ったか? 

 今週末に一人語りの配信でも話しているんですが、俺が一律給付金に関して言ったのは、一律給付金を春にもやって、子どもから大人まで10万円もらったけど、コロナ禍で実際に給料は減っていないという人は6割と言われているんですよ。ということは、6割の人とは言わないけど、もらう必要のない人ももらっている。一律で給付したらその人たちにもまたカネをあげなきゃならないでしょ。でも、本当に困っている人はいる。そこにちゃんと届くように急いで給付することが一番の必要なことだと思うんです。

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こんな風に捉えられるのは気持ち悪い