昨年来日したスパンジェンバーグも成績的には突出していないが残留となった。かつては1年限りで見切ったブラゼルが阪神で再来日して大爆発した事例もあるが、ある程度結果を残した選手には復活を待つ姿勢が目立つ。
外国人選手は大型契約を結ぶと成績が落ちるという例もあり、なかなか判断が難しいところではあるが、冒頭で触れたように若くして来日して中長期的な戦力として考えるというやり方が今後増えていく可能性もありそうだ。今後も日本の球史に名を残すような外国人選手が一人でも多く登場することを期待したい。(文・西尾典文)
●プロフィール
西尾典文1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員。