■ソロの仕事多かった
デビュー前、それぞれが思い描いていたデビュー後の自分たちの姿。そのままだったこともあれば、違うこともある。
松村北斗(以下、松村):デビュー前に見ていた音楽番組に出演してパフォーマンスができるのはうれしかったですね。先輩から話しかけてもらえる機会が増えたことも、変化を感じました。
田中:意外だったのは、グループとして6人一緒に何かをやる仕事より、ソロの仕事の方が想像以上に多かったこと。
ジェシー:そうだね。北斗は特に、ドラマとか映画とか出ているから、「役者顔」になったよね。
松村:毎回それ言うよね!
田中:役者顔って、役者の雰囲気になったってこと?
森本:オーラが出てるとか?
松村:いや見てみ? 一緒だぜ。
松村は2年前のデビュー前に撮影した本誌の表紙を見せた。
森本:そうだね、思ったより一緒だね。俺も。
高地:びっくりするくらい、みんな変わってないよね。
■新しいアプローチをした
2月17日にリリースする新曲「僕が僕じゃないみたいだ」は、松村が森七菜とW主演を務めた同19日公開のラブコメ映画「ライアー×ライアー」の主題歌だ。公式YouTubeチャンネルでは、松村以外のメンバーが映画鑑賞会を行い、その様子を動画配信。100万回再生を突破した。
田中:メンバーが出る映画の主題歌を担当するのは、やっぱりうれしいですよね。より多くの人に聞いてもらえますし。
森本:映画の北斗は、役に入っているから普段の北斗と違うんですけど、どうしても重ねてしまう。「あいつ、こんな面もあるの!?」って(笑)。僕らは映画を二度楽しめました。
京本:キュンキュンするだけじゃなくて、物語も面白いし仕掛けもあって、いろいろな要素が詰まった映画です。彼はツンデレな役なんですけど、デレがあるからツンもかわいく見える。
ジェシー:僕も映画を見て、北斗がより好きになりました。
松村:……(何か言いたそうな顔でうつむく)。
ジェシー:なに照れてんだよ!