【妻】月花瑶子 [32]杉山産婦人科新宿 産婦人科医:1988年、東京都生まれ。2013年、北里大学医学部を卒業。東京・広尾の日本赤十字社医療センターで初期研修、愛育病院で後期研修を受けた。現在は主に杉山産婦人科で不妊治療に従事する傍ら、都内周産期母子保健センターで外来を担当する。18年からベンチャー「ヘルスアンドライツ」のメディカルアドバイザー/【夫】尾崎章彦 [36]1985年、福岡県生まれ。2010年に東京大学医学部を卒業。東日本大震災が起こり、福島県内の状況が気になって移住。外科医の傍ら、震災の健康影響を調査している。現在は福島県いわき市で勤務中。20年、帝京大学大学院公衆衛生学研究科を修了(工藤隆太郎)
【妻】月花瑶子 [32]杉山産婦人科新宿 産婦人科医:1988年、東京都生まれ。2013年、北里大学医学部を卒業。東京・広尾の日本赤十字社医療センターで初期研修、愛育病院で後期研修を受けた。現在は主に杉山産婦人科で不妊治療に従事する傍ら、都内周産期母子保健センターで外来を担当する。18年からベンチャー「ヘルスアンドライツ」のメディカルアドバイザー/【夫】尾崎章彦 [36]1985年、福岡県生まれ。2010年に東京大学医学部を卒業。東日本大震災が起こり、福島県内の状況が気になって移住。外科医の傍ら、震災の健康影響を調査している。現在は福島県いわき市で勤務中。20年、帝京大学大学院公衆衛生学研究科を修了(工藤隆太郎)
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 AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2021年2月22日号では、産婦人科医の月花瑶子さん、夫で乳腺外科医の尾崎章彦さん夫婦について取り上げました。

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 夫32歳、妻29歳で結婚。長女(1)との3人家族。福島と東京で離れて暮らす。

【出会いは?】夫の姉が、妻の職場の先輩の医師で、紹介された。

【結婚までの道のりは?】付き合って1年以上、東京と福島で遠距離恋愛。その後9カ月間、夫が東京で働き、福島に戻るタイミングで結婚。

【家事や家計の分担は?】平日の家事と育児は妻。土曜日は妻が仕事なので、単身赴任先から戻った夫が託児所に送り迎え。日曜日はなるべく二人で。財布は別々だが、子どもや家庭関係の費用は、夫のクレジットカードで決済。

妻:月花瑶子[32]
杉山産婦人科新宿 産婦人科医

げっか・ようこ◆1988年、東京都生まれ。2013年、北里大学医学部を卒業。東京・広尾の日本赤十字社医療センターで初期研修、愛育病院で後期研修を受けた。現在は主に杉山産婦人科で不妊治療に従事する傍ら、都内周産期母子保健センターで外来を担当する。18年からベンチャー「ヘルスアンドライツ」のメディカルアドバイザー

 後期研修医だった27歳のとき、休日に先輩医師の家で、弟の章彦さんを紹介されました。玄関の前で待っていてくれた章彦さんを目にした時、遠目なのですが、目がキラキラしているのがわかったんです。まぶしいって思いました。

 話してみると、仕事が楽しいらしく、愚痴を言いません。だから私も話していて楽しいし、学習意欲が刺激されました。

 平日、私は東京で外来をしながら1歳の娘を育てています。福島に単身赴任している章彦さんは、金曜日夜に帰ってきます。土曜日は私が出勤、章彦さんも都内で仕事なので、家族で出かけたり、用事を済ませたりするのは日曜日だけ。章彦さんは子どもと一緒にいて、家事もやりますが、そんな日もすきま時間を見つけてはパソコンを開いて仕事をします。「疲れないのかな、何も考えずにのんびりしたら楽しいのにな」と思う一方で、仕事への情熱に感心させられます。娘には私たち2人の姿からいろいろなことを感じて、学んでほしいと思います。

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