簡単にみじん切りができるハンディチョッパー(撮影・野口健志)
簡単にみじん切りができるハンディチョッパー(撮影・野口健志)
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容器の中には刃が段違いで設置できるようになっている(撮影・野口健志)
容器の中には刃が段違いで設置できるようになっている(撮影・野口健志)
オニオンジンジャーソテーは玉ねぎとショウガを一緒にみじん切りにする(撮影・野口健志)
オニオンジンジャーソテーは玉ねぎとショウガを一緒にみじん切りにする(撮影・野口健志)

 料理は好きでも、めんどうに感じてしまう「みじん切り」。そんな人に重宝するのが、みじん切りが簡単にできる「ハンディチョッパー」だ。電源いらずで、使い勝手がいいのがポイント。コロナ禍でおうちごはんが増えている今、注目を集めているという。

【写真】容器の中はこんな感じ

*  *  *

 カッターを容器にセットして、ざく切りにした食材をその容器に入れ、ふたをしてハンドルを引く。

 まず、筆者は玉ねぎで試してみたが、「スルスル楽しい!」と思うくらいの力でハンドルを引けて、またたく間にみじん切りになった。切りムラもなかった。

 もちろん、みじん切りができる調理器具はほかにもある。しかし、フードプロセッサーは便利だったが、収納場所を取るうえ、出し入れがめんどうで、電源を入れるのもおっくうに。チョッパー付きのハンドブレンダーも食材がムラなく切るのが難しく、筆者には使いづらかった。対して、ハンディチョッパーは手動なので、電源の心配もいらない。使用後はカッター部分を抜いて、水洗いするだけだからお手入れも簡単。片付けもラクそうだ。

 ハンディチョッパーとは、通販サイトや雑貨店で「ぶんぶんチョッパー」「びゅんびゅんチョッパー」といった名称で販売されている調理器具。ボウル型の容器の中に付属の3枚の刃を設置できるようになっており、ハンドルがついたふたをセットして、ハンドルを引くと容器の中で刃が回る仕組み。刃は段違いに設置されているので、材料がみじん切りになるのだ。

 ハンドルを引くのにさほど力はいらない。ハンドルを引く回数によって、みじん切りの大きさも思いのまま。引く回数を少なくすれば粗くなり、多くすればより細かくできるなど、回数によってみじん切りの仕上がりを調節できる。

 ただ、材料の入れ過ぎには注意。ざく切りにしたうえ、容器の半分くらいまで入れる。多すぎるとカッターが動きづらくなるからだ。

 大きさは、大ぶりのものだと直径20センチ、高さ13センチほど、また直径は12.5センチで高さが9~14センチと幅があるタイプなど、メーカーによって異なる。容量は450~900ミリリットルというのがおおよそである。

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300円ショップでも売っているが…