店は「ブルーボトルコーヒー清澄白河フラッグシップカフェ」と呼ばれ、ここだけの限定フードメニューがあり、コーヒーに関する教室も開かれている。取材ではバリスタからいれ方を丁寧に教えてもらった。やはり「正確にはかる」基本は同じだった。
ペーパーフィルターに粉を入れてドリッパーにセット、耐熱ガラスのサーバーにのせて準備完了。お湯1ミリリットルは1グラム。はかりにのせ、時間も計りながらドリップする。
大事なのは注ぐタイミング。1分50秒に集中して、4回に分けて注ぐ。きちんとはかれば、だれもがおいしいコーヒーをいれられる。
道具にも気を配ろう。気に入ったアイテムをそろえると、コーヒーをいれる時間が楽しくなる。
新型コロナウイルス感染の収束が見えてきたら清澄白河のカフェ巡りをおすすめしたい。渋谷や銀座などの都会とは違って、下町のカフェは時間がゆっくり流れている。(本誌・大崎百紀)
※週刊朝日 2021年3月12日号