婚約内定会見時の眞子さまと小室圭さん(c)朝日新聞社
婚約内定会見時の眞子さまと小室圭さん(c)朝日新聞社

 世間の非難をよそに秋の結婚説さえささやかれる、秋篠宮家の長女、眞子さま(29)と小室圭(29)さん。小室さんが7月のNY州の司法試験に合格したあかつきには、「NY新婚生活」は実現するのか。

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 小室圭さんが在籍するNYのフォーダム大学ロースクールのJ.D.コースが、この5月で終わり、卒業する。受験すると見られているNY州の司法試験は、7月27、28日に迫っている。はじめての受験における合格率は、例年7割で外国人の場合は4割だ。1年目には学費全額免除の奨学金を獲得している小室さんであれば、通過する可能性が高い。

 合格発表は10月。眞子さまと小室さんの誕生日月でもある。
 
 おまけに、先の歌会始の儀紀子さまが「実りの秋」、眞子さまが「熟るる黄色の花梨の実」など収穫の秋を連想させる和歌を披講したばかり。世論の批判とはうらはらに、秋の「強行入籍」説もいまだ根強いのだ。

 NY州の司法試験に合格しても、小室さんは日本の弁護士資格がない。どのように仕事を得て生活をしてゆくのか。

 国内外の司法試験や法科大学院の受験指導を行う「法学舘」の担当職員によれば、次の3つの働き方ができるという。

(1)米国の弁護士事務所就職する。
(2)日本国内で、外資系や国際案件を扱う日本企業の法務部で働く。
(3)日本で、外国法事務弁護士として登録して働く。

「日本の弁護士資格を持たない場合は、圧倒的に帰国して企業の法務部で働く、(2)のパターンが多い。海外事業に強い金融系や商社では、外国法の知識と語学力を武器に、国際法務担当として活躍できます。(3)の外国法事務弁護士でも商社やメガバンクなどの顧問をもって渉外部門を専門として活躍できます。経験なしでも、700万円程度の収入は見込めるでしょう」(法学館職員)

 小室さんの留学の生活費は、パラリーガルとして勤務していた法律事務所が貸与している。

 この事務所は、外国法共同事業の届け出をしている法律事務所だ。NY州の弁護士資格を持つ小室さんが、貸与分の返済を兼ねて勤務すると見られている。

 だが、宮内庁OBのひとりは、こう話す。

「金銭トラブルに端を発した世論の批判が、小室さんと眞子さまにむけられている現状では、日本で暮らすのは難しい。このまま、NY州の弁護士として現地で働く方が、お二人にとって幸せではないか」

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1億円プレーヤーか、救急車を追いかける弁護士か