長澤まさみ(C)朝日新聞社
長澤まさみ(C)朝日新聞社

 新垣結衣と星野源による“逃げ恥婚”の衝撃が冷めやらぬ中、世間に次なる“ロス”を与えるとすれば、この人かもしれない。人気女優の長澤まさみ(33)である。過去には有名アイドルや人気俳優との熱愛報道もあり、本人はテレビ番組で「20代に結婚願望があった」と明かしたこともある。

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 とはいえ、最近は浮ついた話はなく、プライベートに関しては「ここ1年以上、恋愛ネタはうわさ話レベルすら入ってきていない」(週刊誌の芸能担当記者)とか。ひとまずファンにとっては“ひと安心”といったところか。

 一方、現在出演中のドラマ「ドラゴン桜」(TBS系)は初回視聴率が14.8%と今期の民放ドラマではトップを独走中(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。仕事面では順風満帆そのものだ。民放ドラマ制作スタッフは言う。

「30歳を超えたあたりからより女性らしさが強くなった印象ですが、ストイックに女優業に専念しているからこそ出てくる色気を感じます、16年ぶりの続編である『ドラゴン桜』は、本来なら昨年夏にオンエアされる予定でしたがコロナ禍で延期に。特に売れっ子の長澤さんはほかの作品と掛け持ちでこの現場に臨んでいるため、とにかく時間がないようです。撮影現場もかなりタイトな状況でいつもピリついており、撮影して1週間後に放送という自転車操業状態になることも。これで出演者やスタッフにコロナ感染者が出たら立ちいかなくなるので、現場の緊張感は半端じゃないようです。それが高視聴率につながっているのでしょう」

 16年前の前作では落ちこぼれの高校生役だった長澤は、浪人して東大に入って弁護士になり、主人公・阿部寛を担ぎ出す役どころ。生徒から教える側へ、美少女から大人の女性になった女優・長澤まさみの成長譚として見るとより味わい深い。前作は生徒役として長澤まさみ、山下智久、新垣結衣、小池徹平などいま第一線で活躍する人気役者が勢ぞろいした伝説的なドラマだった。ネット上では長澤と新垣のサプライズ共演を期待する声も多いが……。

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藤原三星

藤原三星

ドラマ評論家・芸能ウェブライター。エンタメ業界に潜伏し、独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を書き続ける。『NEWSポストセブン』『Business Journal』などでも執筆中。

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