「選手は、もう背負えないくらいの大きなプレッシャーの下にいる。そもそも競技ができなくなる可能性もあるという不安を抱えているのだから、僕が選手ならば守り戦略として発言を控えます。夢を追いかけられることに感謝しながら、自分のポジションからは出ない方がいいだろうと思います。選手としては余計な重圧を抱えないために無言戦略がいい。でもそうはいっても社会の側からすると、どんな意見を持っているか聞きたいでしょうね。僕も9割がた社会の側にいるので、そのバランスは難しいと感じています」

(構成・AERAdot.編集部 岩下明日香)

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