料理研究家の黒田民子さんが教える「家つまみでひとやすみ」。今回は「赤ワインのフルーツカクテル」。
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梅雨時はシュワシュワッとしたドリンクが欲しくなりますね。自宅でナイター中継など見ながらビールもいいけれど、たまには赤ワインを使ったこんなカクテルはいかがでしょうか? 砂糖は加えず、フルーツの甘みだけで作るので後口スッキリさわやかですよ。
オレンジやキウイ、種なしブドウを使いましたが、グレープフルーツやブルーベリーなどお好きなフルーツを入れてください。ブドウは皮ごと食べられる種なしブドウがおすすめ。
グラスにフルーツを入れたら、まず赤ワインを注いで20分ほど味を含ませます。炭酸水は泡が飛びやすいので飲む直前に入れて軽く混ぜましょう。赤ワインと炭酸水は1対2で割りましたが、お酒好きの方は赤ワインを多めにして作っても。ラム酒やジン、梅酒を使って、自分だけのオリジナルカクテルを作るのも楽しいですよ。
ところで最近のプロ野球はよくわかりませんが、私は関西出身でタイガースファンなんです。今年こそ優勝できそうかしら~。
(構成/沖村かなみ)
■赤ワインのフルーツカクテル
【材料】(2人分) キウイ1個、オレンジ1個、種なしブドウ(デラウェアなど)12粒、炭酸水200ml、赤ワイン100ml
【作り方】(1)キウイは皮をむいてくし形に切る。オレンジは皮をむいて房から果肉を取り出す。(2)グラスに(1)とブドウを入れ、赤ワインを注いで20分ほど漬ける。飲む直前に、冷えた炭酸水を注いで軽く混ぜる。
【ワンポイントアドバイス】オレンジは厚めに皮をむき、房に包丁を入れると果肉が取り出しやすい。フルーツを入れたグラスに赤ワインを加え、20分ほど漬けて味を含ませる。
※週刊朝日 2021年7月16日号