すでに販売は中止され、マルシンマックもなくなってしまった。親会社だったマルシンフーズに問い合わせてみたが、残念ながらグーテンバーガーに関する資料は残っていないそうだ。唯一、「パティはマルシンハンバーグとは異なる」ということだけは判明した。

 ハンバーガー業界は浮き沈みが激しい。撤退したチェーンも多い。

 そんな中にあって、仙台市国分町の日本で現存する最も古いハンバーガー店「ほそやのサンド」は71年の歴史を重ね、これまで通算129万個のハンバーガーを提供してきた。

「と言っても、1日平均で50個ちょっとなんですけど。六本木には、うちより歴史のあるハンバーガー店があったんですが、閉店してしまいました。なんとかうちは頑張りたい。目標は200万個です。3代目が実現すると言ってくれています」(2代目店主の細谷正弘さん)

 ここで紹介した1店と2チェーンが長く人びとを楽しませてくれることを祈りたい。(本誌・菊地武顕)

週刊朝日  2021年7月30日号より抜粋

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