そんな経緯があったなかで、火を噴いたのが一連の「文春砲」だった。篠原とグァンスの“蜜愛”を2週にわたって詳報したのだ。

「グァンスが日本で住んでいるマンションには篠原が住んでいたとされていますが、同じマンションの別の部屋に住めばマスコミには写真を撮られにくい。これは最近の芸能人カップルの常套手法です。だが、それゆえ文春も2人のツーショットは押さえられなかったのか、決定的な写真は掲載されていません」(同)

 文春の報道に対して、篠原サイドは不倫疑惑を否定。その後も沈黙を貫いている。ツーショット写真がないこともあり、他の主要な芸能マスコミも“後追い”はしていない。

「テレビのワイドショーやスポーツ紙などは完全スルーでした。篠原サイドは広告代理店関係者に“完全ノーダメージ”と宣言するなど自信を持っていたようですし、時が過ぎて沈静化するのをひたすら待っていたのでしょう」(前出・女性誌記者)

 だが、次第に篠原には想定外の“逆風”が吹き始めた。2週にわたる文春の不倫疑惑報道が出た後は、篠原が2人の子どもの親権を市村に譲ったことなどに対して、SNSを中心に疑問の声が上がるようになる。

「グァンスとの恋愛を全うするために、子どもの親権を市村に譲ったと世間は感じたようです。さらに、2回りも年上の老夫だった市村を“捨てた”という印象もついてしまった。篠原が母親や妻ではなく“女”として自由に振る舞う姿に、子育て世代の女性からの好感度は大きく下がってしまいました」(前出・芸能プロ関係者)

 こうしたマイナスイメージは、女優業にも少しずつ影響が出始めているという。

「年老いた夫に子どもを残して親権を手放した妻、というイメージはかなりよくない。CMはほぼ全てが見直しになるでしょう。さらに不倫疑惑についても、いつ決定的瞬間を押さえられるかわからない。クライアントはどこもそんなリスクは背負いたくない」(広告代理店関係者)

 名女優・篠原涼子は、このピンチをどう切り抜けるのか。(AERA dot.編集部)

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