また、国によっては本家とは違うカバーアスリートを起用することもあり、カナダでは主に国内に本拠を構えるブルージェイズの選手が務めることが多く、韓国、台湾も自国出身でメジャーで活躍している選手がいた場合は、そのプレーヤーを採用することもある。台湾バージョンでは13年から5年連続でチェン・ウェイン(当時オリオールズ)が務めている。カバーアスリートの選定は、ゲームの売り上げにも関わることから、成績だけで選ばれるのではないことがここでも分かる。

 レギュラーシーズンも終盤に差し掛かり、残りは20試合程度。大谷が日本人初のホームラン王になれるかどうかが最大のトピックではあるが、シーズン終了後、年に1人しか選ばれない「MLB The Show」のカバーアスリートに選ばれるかにも注目して欲しい。