一方で、スポーツ紙記者は孝太のデビューを決めたRIZINの今回の決断を支持する。

「今の格闘技は強いだけでは数字が取れない。RIZINは朝倉未来、海の兄弟や一部のトップファイタ―を除いてなかなか集客できる選手がいないのが実情です。一般の視聴者に注目してもらうためには、話題性も興行の重要な要素です。孝太の参戦に批判の声が多いですが、それだけ話題になっているという事でしょう。この批判を称賛に変えられるかは孝太の戦い次第です」

 SNS、ネット上を見ると賛否両論の声が寄せられている。

「プロスポーツって興行なので人が注目することをやるのは必須。しかし、それが本質から外れすぎるとスポーツそのものの価値を毀損してしまうことになる。三浦孝太のRIZINデビューはそれをやってしまっている」

 こう批判のコメントが見られる一方で、「どういう道を歩もうが、本人の自由だと思う。ただ自由とはなんでも好き勝手にしていいわけでは無く、自己責任が伴うことを忘れず、またお父さんが後ろ指を指されることの無いよう、軽率でなく熟考されていればいいと思う」と理解を示す声も。

 リング上のパフォーマンスが全ての世界だ。101日後に迫った大晦日で、孝太が視聴者の心を揺さぶる戦いを見せてくれることを期待したい。(梅宮昌宗)

暮らしとモノ班 for promotion
2024年の『このミス』大賞作品は?あの映像化人気シリーズも受賞作品って知ってた?