多賀幹子さん(提供)
多賀幹子さん(提供)

 二つ目は、どの新婚夫婦も少なからず味わう新生活でのギャップです。実際に毎日顔を合わせ、寝食を共にすると、相手の思いがけない面を見ることになるでしょう。もちろん楽しい発見もたくさんあるでしょうが、“いびき”や“おなら”もあるかもしれません(笑)。お互いに譲り合うことで、ストレスにならないように要注意です。

 小室さんが実家の問題などで批判されたのは、眞子さまを心配し、本当に幸せになれるかと案じたからです。国民に安心してもらうために、今後はむしろ「幸せアピール」を積極的にされたほうがいいと思います。結婚式をアメリカで挙げて、写真を公開するのはどうでしょう。ラスベガスで挙式してグランドキャニオンにハネムーンに行くのも楽しそう。二人の選択が正しかったことを証明していけば、メディアの追っかけも減るはずです。

 英国のヘンリー王子メーガン夫人が国民から顰蹙(ひんしゅく)を買っているのは、王室を批判しながらその名前をビジネスに利用しているから。そうした誘惑がたとえ持ち込まれても手を出さないほうが賢明です。お住まいの地域に溶け込み、慈善活動などには積極的に取り組むことが安全な暮らしのためにも肝心です。苦難の4年間を耐え抜いた力で、さまざまなギャップを乗り越え、幸せになっていただきたいと思います。

(本誌・鈴木裕也)

※26日より前に取材しました。敬称などは取材時のままです。

週刊朝日  2021年11月5日号

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